桶川市 古民家のお庭

桶川市川田谷で庭仕事してます、ニワヤイシジマです。

更新が遅れて遅れて、施工させてもらってから1年以上たっての記事になってしまいました。お恥ずかしい。

大変お世話になっている株式会社ヴィライズさん。桶川市小針領家にある、古民家のお庭のリフォームのご依頼を頂き設計と施工をさせて頂きました。

ヴィライズさんは革製品の通信販売をされています。毎週水曜日には古民家で店頭販売もしていて、革製品をはじめ、オシャレな日用雑貨、元パティシエ店長さんのベーグルや焼き菓子の販売などもしています。のどかなロケーションと古民家の良い雰囲気の空間がとても心地良いです。

そんな古民家のお庭のリフォームの相談をいただきました。

リフォーム前

玉石の土留めといい感じの木小屋。

白い砂利のアプローチと瓦敷きが続いています。

みなさんで庭づくりをされていましたが、ここから先どうしていこうか、とのことでお問い合わせを頂きました。

大きな木と、のどかな古民家のたたずまい、なつかしさを感じられるこの空間をフルに活かした庭が造りたいなとそう思いました。

庭に使う素材も経年変化する素材など使い、時間の流れを楽しめる庭にしようと決めました。

図面を作成し、プレゼンしてご契約頂けました。今回は木材や鉄素材の工事も取り入れたのでワクワク、楽しみです。

さあ工事開始です!

まずは伐採されていた切り株の撤去です。しかし全て取り除くのではなく、あえていくつかは残します。切り株も古民家の歴史の年月を感じさせてくれる大事な素材です。

長年この地に根付いた木の根はすごくて、今まで抜いてきた木の中で一番堅く、力強さを感じました。敬意を払い、抜かせて頂きます。

手前の大きなサンゴジュの切り株。これは残します。自然豊かな土地の中での仕事は気持ちが良いです。

木材工事のウッドデッキの準備も進めていきます。

器用な職人、武蔵野造園の田沼君の登場です。このふたりは白タオル。

 

完璧な配置をして基礎工事完了。大きなシラカシの木の下での仕事は最高ですよ。

ここからは大工さんにバトンタッチ。

川田谷の砂川工務店の大工さん。木工事の時はいつも協力してくれる頼もしい先輩です。

同時に枕木も敷いていきます。くさりづらくするために土の接触を無くし粒の大きい砕石で排水良く。

きれいなウッドデッキの完成です。今回はセランガンバツ材を使用。塗装はせず経年変化を楽しみます。

枕木とウッドデッキの景が出来あがり。

つづきまして鉄の素材。今回はコールテン鋼を使います。サビると朽ちていくのが普通の鉄ですが、コールテン鋼は錆びて守る素材なのです。サビを楽しむ素材と言っても良いですね。そんな材料を提案しました。

搬入します。まだきれい。錆びて変化する前の表情。

川田谷の星鉄工所の星さんの協力の下、コールテン鋼が庭に入りました。この異素材の経年の変化も楽しみます。

植栽と砂利。庭の仕上げに入ります。

植物に包まれている安心感。個々の素材が緑で繋がります。

モリモリ育ってくるともっともっと良くなるよー

コールテン鋼の変化と植物のコラボが楽しみ。

良い風の吹くお庭となりました。お店に遊びに来た際は是非庭を歩いて頂きたいです。デッキでもゆっくりできるので癒やされにお越し下さい。

作業させて頂きありがとうございました。

 

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